バガヴァッド・ギーター

インド(ヒンドゥー経)の代表的な聖典で、2大叙事詩の1つ「マハーバーラタ」18章の第6章がこのバガヴァッド・ギーターです。

わずか700の詩ですが、インドではこの世で知るべき全ての知識を学んだと同じことになると言われているそうです。

マハーバーラタは紀元前8世紀から4世紀の間に作中人物の1人である聖者ヴィヤーサによって書かれたと言われています。

物語はクルクシェートラという聖地で紀元前3000年頃に起こった歴史上の戦いが舞台で、戦いの10日目にクリシュナと戦士アルジュナの間で交わされたと対話形式のものです。

同族間の争いを前に、戦士アルジュナは戦いの意義に疑念を抱き、戦意を喪失します。バガヴァット(聖者)クリシュナは彼のためにヨーガの秘説を説いてアルジュナを鼓舞します。これがこのバガヴァッド・ギーター(神の詩)です。クリシュナの教えを聞いて、アルジュナの迷いは消失し、戦いに向かいます。

インドではこの物語に出てくるクリシュナも仏陀もインド3大神のヴィシュヌ神の化身と言われているようですが、バガヴァッド・ギーターは大乗仏教の教えにも影響を与えているそうで、私には仏教の教えよりも腑に落ちる気がしています。

自分とは何か?世界とは?どうしたら人は苦しみから解放されるのか?全ての解はこの本に書かれているような気がします。機会あるごとに何度も読み返したい1冊です。

スーリヤナマスカーラA・B

スーリヤナマスカーラ(太陽礼拝)について、シュリ・K・パタビジョイス師が書き日本語で読める唯一(?)の本「ヨガ・マーラ」(ガイヤブックス)には次のように書かれています。

「スリヤ・ナマスカラ、つまり太陽礼拝の練習は、はるか太古より私たちに伝えられたものであり、人間の生命に天の祝福を与えてくれるものです。スリヤ・ナマスカラによって人間は喜びにあふれ、幸福と満足を味わうことができ、老化や死に屈することなく人生を楽しめるのです」

MAX5回・MIN3回ですが、通常のレッドクラスではAを5回・Bを3回やります。私は早朝マイソールでだんだんポーズが増えるに従って、会社に到着する時間を考えながら、今はAを3回・Bを2回にしています。

You TubeのビデオはAを1回・Bを1回やっているものを見つけましたが、タイトルの通り美しいですね。特に足を後ろに下げる時のジャンプバックの滑らかさがいいですよね〜。

Yogini vol.64

魅力No.1アシュタンガヨガを教えて!

2018年2月25日放送の情熱大陸でアシュタンガヨガを世に知らしめた今やアシュタンガヨガの広告塔であるヨガインストラクターの更科有哉氏が表紙を飾る1冊です。

情熱大陸へのリンクです。

https://www.mbs.jp/jounetsu/2018/02_25.shtml

アシュタンガヨガとは?その魅力とは?インドでの様子など余すところなく紹介されており、まずはどんなヨガか知りたい方にはリラックスしながら読める最適な1冊かと思います。

私は思わず2冊買っちゃいました!Kindleでも読めますよ!!